2006年 11月 29日
カフェでの店員の対応に思う |
日々の怠慢が祟って、また論文締め切り前に徹夜をしている。只今朝の4時過ぎ。どうしていつも直前にしかスパートがかけられないのだろうか。
まぁ、それは別として。イギリスに来て、飲食業のサーヴィスの質の悪さに閉口した経験は語りだしたらキリがない。終業時間前に店を閉めてしまう、挨拶+笑顔なし。でも逆に面白い、日本に帰ると物足りない、ということもある。
今日は所用で出かけた帰り、家にいると集中できない時間帯ということもあり、駅前のスタバにて勉強することに。イギリスは紅茶、アメリカはコーヒー、というイメージがまだ定着しているのかもしれないけれど(日本から来る知人には大抵アフタヌーン・ティーをリクエストされる)、この十数年でコーヒー文化がかなり浸透してきた。96年あたりにはロンドンの街の中心に数えるほどにしか見かけなかったスタバが、今はどこのハイストリートにもあるように。Starbuck'sだけではないCosta, Nero, Coffe Republicなどの他チェーン店も多い。スタバやコスタは大手の本屋とも提携して出店しているところも多く、そういうところではゆっくり本を(会計前でも!)飲みながらコーヒーを楽しめる。スタバでのバイトは留学生にも人気が高く(勿論英語力は要求されるが)、仲間同士、同郷同士で求人情報を紹介している例も多い。そのため、このスタバは大抵中国系店員、ここはイタリア系、など偏っていることも多く、面白い。
さて、今日のスタバにて。駅前の一等地にあるこの店舗はいつも客がごった返していて忙しい。何となく疲れていて甘いものが飲みたかったのでWhite Cafe Mochaをレジにて注文。イタリア系と思われる男性店員は「Cream on top?(クリーム乗せる?)」と聞いてきた。No, thanks.と言うと、間髪入れずに「Why?(上がり調子で)」と聞いてきた。ちょっと面を食らったけれど、今回はいい、と流す。コーヒーの受け取りカウンターで待っていると、コーヒーを作っていたこれまたイタリア系らしいお姉さんが「Cream?」と聞いてくる。いらない、というと「Are you SURE? (本当にいいの?)」といかにも驚いた、という表情で手を止めて聞いてきた。もともとクリームは苦手だし、最近団子の消費量が上がっている負い目もある(下記参照)。面倒くさいなぁと思いながらもSure, I've already had some sweets today.(もう甘いもの食べちゃったし)。と答えるとしぶしぶ、と言った表情でOK then, have cream on top next time, RIGHT? (じゃぁ、次は絶対ね!)と私を見て指をさしウィンクし、Here you are, tall white cafe mocha, NO CREAM(はい、トールサイズのホワイト・カフェ・モカ、クリームなし)ねと一際大きな声で叫んだ。なんでそんなに揃ってクリームを薦めるのか、注文通りに作ってくれればそれでいいのに。
こういうところは日本の飲食業と全く違うところかもしれない。きちんとお化粧した店員さんが笑顔で対応、しかも必ず丁寧語で、決して口答えしない。学生時代にカフェでのバイトの経験もあるが、客からのクレーム次第ではすぐに処分が加えられる、そんな世界だった。思えば東京では客と店員のコミュニケーションはものすごく少なくなっていると思う。「申し訳ございません」「大変お待たせいたしました」、そんな台詞のような言葉ばかり。もう少し前には学校帰りに買い食いしようと「よろず屋」に寄って、お菓子を買おうとしたところ、「太るからアイスはやめておけ」と減らず口をたたく店のオヤジもいたっけ。
まぁ、それは別として。イギリスに来て、飲食業のサーヴィスの質の悪さに閉口した経験は語りだしたらキリがない。終業時間前に店を閉めてしまう、挨拶+笑顔なし。でも逆に面白い、日本に帰ると物足りない、ということもある。
今日は所用で出かけた帰り、家にいると集中できない時間帯ということもあり、駅前のスタバにて勉強することに。イギリスは紅茶、アメリカはコーヒー、というイメージがまだ定着しているのかもしれないけれど(日本から来る知人には大抵アフタヌーン・ティーをリクエストされる)、この十数年でコーヒー文化がかなり浸透してきた。96年あたりにはロンドンの街の中心に数えるほどにしか見かけなかったスタバが、今はどこのハイストリートにもあるように。Starbuck'sだけではないCosta, Nero, Coffe Republicなどの他チェーン店も多い。スタバやコスタは大手の本屋とも提携して出店しているところも多く、そういうところではゆっくり本を(会計前でも!)飲みながらコーヒーを楽しめる。スタバでのバイトは留学生にも人気が高く(勿論英語力は要求されるが)、仲間同士、同郷同士で求人情報を紹介している例も多い。そのため、このスタバは大抵中国系店員、ここはイタリア系、など偏っていることも多く、面白い。
さて、今日のスタバにて。駅前の一等地にあるこの店舗はいつも客がごった返していて忙しい。何となく疲れていて甘いものが飲みたかったのでWhite Cafe Mochaをレジにて注文。イタリア系と思われる男性店員は「Cream on top?(クリーム乗せる?)」と聞いてきた。No, thanks.と言うと、間髪入れずに「Why?(上がり調子で)」と聞いてきた。ちょっと面を食らったけれど、今回はいい、と流す。コーヒーの受け取りカウンターで待っていると、コーヒーを作っていたこれまたイタリア系らしいお姉さんが「Cream?」と聞いてくる。いらない、というと「Are you SURE? (本当にいいの?)」といかにも驚いた、という表情で手を止めて聞いてきた。もともとクリームは苦手だし、最近団子の消費量が上がっている負い目もある(下記参照)。面倒くさいなぁと思いながらもSure, I've already had some sweets today.(もう甘いもの食べちゃったし)。と答えるとしぶしぶ、と言った表情でOK then, have cream on top next time, RIGHT? (じゃぁ、次は絶対ね!)と私を見て指をさしウィンクし、Here you are, tall white cafe mocha, NO CREAM(はい、トールサイズのホワイト・カフェ・モカ、クリームなし)ねと一際大きな声で叫んだ。なんでそんなに揃ってクリームを薦めるのか、注文通りに作ってくれればそれでいいのに。
こういうところは日本の飲食業と全く違うところかもしれない。きちんとお化粧した店員さんが笑顔で対応、しかも必ず丁寧語で、決して口答えしない。学生時代にカフェでのバイトの経験もあるが、客からのクレーム次第ではすぐに処分が加えられる、そんな世界だった。思えば東京では客と店員のコミュニケーションはものすごく少なくなっていると思う。「申し訳ございません」「大変お待たせいたしました」、そんな台詞のような言葉ばかり。もう少し前には学校帰りに買い食いしようと「よろず屋」に寄って、お菓子を買おうとしたところ、「太るからアイスはやめておけ」と減らず口をたたく店のオヤジもいたっけ。
by vcuko
| 2006-11-29 04:20
| イギリス生活